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1990年、東京代官山にて「SILVER STONE」のSHOPをOPEN。
ヴィンテージジーンズの大戦モデルや501XX、66などをRevive。
ヴィンテージSweatshirtのフリーダム、ラグラン、セットイン、雪柄Sweatshirt hoodieや後付けパーカーなどをRevive。
ミリタリー、MA-1、M-3B、M-2B、フライトジャケットなどをRevive。
リアルビンテージを分解し、横振りで刺繍スカジャンをRevive。
1940年代から1960年後半の良きアメリカの全アイテムをReviveする。
同年1990年に、SILVER STONEのオリジナルブランドとして、「Ground-Alls」グランドオールズが誕生。
当時、現存するコンディションの良いヴィンテージアイテムの数が少なくなる事を残念に思い、
1940年代〜1960年後半のアメリカンヴィンテージを忠実に再現。
30年後にGround-Alls自体がヴィンテージと呼ばれる事を願いSTARTした。
アメリカンヴィンテージ "Revive the times."
「ヴィンテージジーンズと骨董品」
ヴィンテージジーンズを見ていると、懐かしさを覚えることがあった。
実家が骨董屋だった私は、幼い頃からこの不思議な世界に惹かれていた。
骨董品の背景にはそれぞれにストーリーがあり、それが唯一無二の骨董品の価値なのである。
なんとなく身につけたその感覚から、古き良きものである骨董品とヴィンテージジーンズの価値観が似ていると感じている。
ジーンズと骨董品・・・一見別ものの様に感じるが、
歴史的な要素や不完全な美を個性として受け入れる価値観が同じなのです。
昔の茶人が古い器を見て、素晴らしいと思う心と同じ。
古い器は、経年変化により生まれる微妙な色合いや、クラックなどの美しさを備えている。
ヴィンテージジーンズを見ていいなと感じる理由は、長い時間を経ることで得た、美しさやカッコよさが備わっているから。
経年変化により、不完全な美や熟成された美しさが備わる事で、
そのものの魅力が増し、価値が高まります。
骨董品にはそれぞれ特別な想いがあり、
ヒビが入り割れてしまったとしても金継ぎをし修復させ、
大切に扱い継承されていく。
ジーンズも同じように、履き込んでいくと綿糸も切れるし摩擦で破れることもある。
それをリペアし、修復箇所は個性として受け入れ唯一無二、自分だけの愛着のあるジーンズとして愉しむ事が出来る。
眺めの良い景色を見る為には必要な過程がある。
リジットから修復をしながら大切にジーンズを履き込んでいくことも、
日本の文化でもある昔から伝わるこの価値観や考え方と繋がると感じており、
この想いを大切に繋げていきたい。
また、今の時代に必要とされる、サステナビリティにおける取り組みにも繋がると考えます。
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